Okoge’s diary🐕

おこげと飼い主の日常🌱 ときどき飼い主のぼやき🌸

おこげを愛せなかった日

こんにちは!

 

今日は

おこげを飼い始めた日

のお話をしたいと思います。

 

私がおこげを飼い始めたきっかけは

自分以上に守るべき存在が欲しい

と思ったことがきっかけでした。

 

自分の性格上、

守らなければならない、

という使命感があるものを抱えたら

何がなんでも守り切る、

という自負があったため

22歳大学生の一人暮らしで

おこげをお迎えしました。

 

守るべき存在を作らなければ

と思うほどに

その頃の自分は生きる理由が迷子でした。

 

大学生活と両立しながら

仕事もしていたので

お金への問題はなかったのですが

 

なんのために生きているのか

これからどうすべきなのか

他人に認めてもらいたいなど

自分の中で渦巻く感情に

出口がなくなっていることに気づき

自分自身を変えなければ、

とおこげをお迎えすることを

決意していました。

 

今思えば、大切な命を迎えることとして

大変無責任だったと思います。

 

それでもおこげを抱き締めたとき

きちんと育て切らなければ、と

すぐに犬の幼稚園に通わせて

犬の教育本を買い、

躾に一生懸命になりました。

 

おこげを引き取った以上

おこげをしっかり育てるのが親の役目。

その使命感に駆られているうちに

おこげのことを

ちゃんと愛せていないことに気づきました。

 

22歳で自分のことに必死な私は

おこげをきちんと育てる自分、という部分に

こだわってしまっていたのかもしれません。

 

必死で育てているのに

おこげを可愛いと思えない。

でも決して捨てたいというわけではなく

可愛い、と心から溢れるように

思うことが出来ていなかったのです。

 

おこげにもその気持ちは伝染していたのでしょう。

 

その頃のおこげは

今とは打って変わって

少し情緒不安定。

まだまだ子どものおこげに

躾ることばかりに夢中で

ちゃんと甘やかせていませんでした。

 

散歩に連れて行って、

仕事と大学で寂しい思いをさせないように

幼稚園に通わせて。

それで満足な気でいました。

(よくある人間の親子のようですね)

 

やっぱり私の生きる理由は

おこげを飼うことなんかじゃ

見つからなかったのだと

日常の中での感情が爆発し、

部屋の中で泣いていた時

おこげが必死でそばにいてくれていることに

気づきました。

 

溢れる涙をしつこい程舐めてくれて

ピッタリと側にいてくれる。

 

こんなにダメな飼い主なのに

おこげはずっと傍にいてくれる。

 

ずっとおこげは私を愛してくれているのに

私はおこげに愛情を与えられていないのだ

と健気な姿に気づいた時

また涙が溢れました。

 

おこげはとっても人懐っこくて

犬も人も外も大好きです。

誰にでも寄っていくのに

抱き上げられたり

私がいないところに連れて行かれるのは苦手で

警戒心もしっかり持っている子。

 

私からどんなことがあっても

離れていこうとはしない姿に

無償の愛は与えているのじゃなくて

与えられているのだと感じました。

 

それからは

心の中から愛情が溢れ出し

おこげを愛せないかもしれないと

嘆いていたのが嘘のように

今ではおこげがいないと夜も寝れません。

 

おこげが来てくれたことで

私の毎日はキラキラして、

愛おしくて、

この子を守るために強くなれました。

 

自分一人だともういいやと思えることでも

この子のためにも、と思うと

強さに変えることができ、

自分以上に大切なものがいることの

強さを知ることができました。

 

犬を飼うことは責任が伴いますし

大切な命です。

 

当時の私は、

犬を飼うだけの収入もあると自負し

責任感だけで突き進みました。

 

結果としては良かったですが

褒められた決断ではなかったと思いますが

おこげを育てることで

自分自身が一番成長できたと確信できます。

 

夫婦やカップルで飼う方、

一人で飼う方、

全ての責任を持って

ペットを愛する気持ちがある方には

ぜひわんこをお迎えすることを

お勧めしたいと思います🐕

 

人生が、毎日が

愛おしさで色づく日々が

そこにはあると思います💐

 

今日もおこげにたくさん感謝して

愛してるよ〜を伝えて、

いっぱい抱きしめたいと思います!🌸

 

それではまた!

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